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高森明勅
2011.1.7 10:09

「女系容認論」攻略法

いわゆる「女系容認論」を粉砕するのは簡単だ。

女系の選択肢を百パーセント排除しても皇位の継承が永く将来にわたり安定して恙無く行われる妥当かつ実現可能な方策を具体的に示せばいい。

それだけのこと。

そうすれば、私なんかは尻尾を巻いてたちまち退散する。

小林さんだって、きっとそうだろう(違ってたらゴメンなさい)。

この度、『別冊正論』で「皇室の弥栄、日本の永遠を祈る」という特集をやっている。

まだ中身は見ていないが、このタイトルからしても、今や保守論壇を代表する観がある『正論』誌が全力投球した特集であることからしても、必ずや上記の方策が明確に盛り込まれているに違いない。

或は女系容認論の「容認」に踏み込むか。

そうでなければただ「祈る」だけって話になりかねない。

というより「皇室の弥栄」も「日本の永遠」も真面目に考えていないってことになる。

さぁ見事「女系容認論」にトドメをさせているか、どうか。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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